国際政治・アメリカ研究

    ■トピックス――国際事情・アメリカ事情  
     ※著作権は放棄しません。文章の無断転載を禁じます。なお、掲載記事のうち、署名があるものは学生等からの投稿記事です。
 





バックナンバー
2008年下半期2009年上半期2009年下半期

G・W・ブッシュ政権のアメリカ
2008年下半期2008年上半期2007年下半期2007年上半期2006年下半期2006年上半期2005年下半期2005年上半期2004年下半期2004年上半期2003年下半期2003年上半期2002年下半期2002年上半期2001年下半期2001年上半期



目 次

《2010年6月》
オバマ政権初の「国家安全保障戦略」(一條麗)
   
《2010年5月》
「世界のナベサダ」本学に来たる
NPT再検討会議の開幕、米イラン衝突(辻明子)

《2010年4月》 
アリゾナ州移民法改正の波紋(二ツ橋綾花)

《2010年2月》
 
クアーズが日本から消えた日――世界とアメリカのビール事情
 
《2010年1月》
国連予算、先進諸国と新興諸国の分担率(佐藤涼香
Outlook ExpressからLiveメールへ移行するか、Thunderbirdへ変更か? Windows 7の導入



《2010年6月》

オバマ政権初の「国家安全保障戦略」(一條麗)

  アメリカ政府は5月27日、オバマ政権発足以来初となる「国家安全保障戦略」を発表した。この新たな国家安全保障戦略の文書は60ページにわたり、軍事面での国防努力をはじめ経済的な国力の再建、核兵器の脅威、気候変動対策などが記載されている。
 
  外交問題においては、先制攻撃も辞さないとしたG・W・ブッシュ政権の一国主義的な政策から方針を転換し、多国間の協力と対話での解決を目指すことが明ら かになった。オバマ大統領がかねてから「国際協調なくして米国の安全保障戦略はない」と述べていたように、今回の文書においても日本や韓国、オーストラリ アなどの同盟国及び中国やインドなどの新興諸国との協力関係を重視することが示された。
 
  一方、最大の脅威を核兵器などの大量破壊兵器とし、イランには核兵器開発の中止、北朝鮮には非核化を求め、この両国が核放棄しなければ、複合的な手段で孤 立を深めさせるという厳しい姿勢をとった。また、アルカイダとの交戦状態にも触れ、アフガニスタンなどにおける軍事力の優位性の維持を表明した上で、イス ラム社会との信頼関係を築くことが事態の改善に好手を放つと言及した。さらに、以前から「戦略的な関係」として連携を強めていた中国に対しては、国際社会 の指導的立場において責任ある行動をとることを求める一方、軍備拡張には注視していくことを述べた。

  これまでの国家安全保障戦略では、国外の対テロ政策に限られていたが、先日起こったニューヨークでの爆破未遂事件など次々にテロ計画が発覚したことから、 初めて国内のテロ対策が盛り込まれた。また、クリントン国務長官が「米国が国外でも強くなるためには、国内でも同様でなければならない」と述べたとおり、 安全保障を確立するうえで巨額の財政赤字の存在も見過ごせない。オバマ政権が抱える課題は多い。(2010/6/2)

(参考資料)「米「国家安全保障戦略」の要旨」『47NEWS』(2010年5月28日);『産経新聞』(5月28日);『テレビ朝日』(5月28日);『ロイター』(5月28日);『CNN.co.jp』5月28日);『毎日jp』(5月28日)
 
 
《2010年5月》


「世界のナベサダ」本学に来たる

  今日は、出講日以外で初めて自ら進んで大学へ出向き、桜美林に赴任して以来初めて大学の礼拝堂を訪れた。なんとなんと、「世界のナベサダ」こと渡辺貞夫さ ん(以下敬称略)の無料コンサートに行くためである。期待に違わず、本当に楽しいコンサートで、貴重な経験をさせていただいた。こんなにかっこいい77歳がい てよいものか。私が観たコンサートの最高齢記録ではレス・ポールの77歳が単独首位であったが、これと並んだ形である。しかも、渡辺貞夫の方が明らかに若々しかった。ただただ脱帽である。

  渡辺貞夫というと、中学生の頃にテレビで観た資生堂ブラバスのCMの印象が強い。「カリフォルニア・シャワー」「オレンジ・エクスプレス」など、渡辺貞夫 の米西海岸を思わせる明るくさわやかなサウンドに乗り、これまた明るくさわやかなルックスの俳優、草刈正雄が何とも魅力的な男を演じている。ときどき渡辺 貞夫自身もそのシリーズのCMに出演していた。当時の日本人のおじさんにはありえないようなリラックスした雰囲気が印象的であった。このCMが醸し出す雰 囲気には憧れにも似た、抗しがたい魅力があったのだが、しかしその一方で、正直に言えば、当時の自分には肯定することのできない何ものかも存在していたこ とを想い出す。思春期の私には、資生堂ブラバスのCM中の陽気な大人たちの世界は素直に受け入れられるものではなかったのだ。この矛盾だらけの世の中で、 どうしてあのように気さくに笑っていられるものか、と。

 ところで、いまどきの学生は「渡辺貞夫」と言っても大半は知らないらしい。教職 員用の座席は後方に用意されていたのだが、コンサートの途中でどうしても「もったいない」気分になって、前から5列目の空席まで移動した。この無料コン サートに飛びつかない学生たちは、いったい「世界のナベアツ」という芸人の名前の由来をどう理解しているのだろうかと、つまらない疑問が頭をよぎるけれど も、知らないものは知らないのだから仕方がない。おかげで、「世界のナベサダ」の演奏を至近距離で観るという幸運に恵まれた。

  曲と曲の 合間にナベサダが「今日は若い人が多いね」という。そして、次の曲と曲の合間 に「大人しいなあ」という。「そうなんですよ、渡辺貞夫さん」と心の中で思っていると、資生堂ブラバスのCMで見せたような、あの淀みのない笑顔で、他の メンバーのソロにあわせて喜寿のナベサダが踊り出した。そんな風にして、この人は人生の楽しみ方をわれわれにずっと教えてくれている。そんな「世界のナ ベサダ」 に感謝する一日であった。(2010/5/25)

 渡辺貞夫グループ、荊冠堂コンサート。
 出演:渡辺貞夫(as)、小野塚晃(pf)、養父貴(elg)、コモブチキイチロウ(elb)、石川雅春(ds)、ンジャセ ニャン(per)。
 2010年5月25日(火)開場18:00 開演18:30(〜19:55)。入場無料。

  
 
NPT再検討会議の開幕、米イラン衝突(辻明子)

 5 月3日、ニューヨークの国連本部で、核不拡散条約(NPT)再検討会議が開幕された。アメリカ政府はこの日、オバマ大統領が唱える「核なき世界」の実現へ 向けて、これまで機密事項であった核弾頭保有数を公表した。これによると、攻撃に使える核弾頭数は5113発であり、この数字は、最多であった冷戦時 1967年度の3万1255発から約84パーセント減少している。核弾頭数の公表に踏み切ったことについて、クリントン国務長官は「米国が透明性を示すこ とで、他の国々に核不拡散と核放棄への取り組みを働きかけることになる」と強調した。

 こうした中、イランの言動がNPT再検討会議を騒 がせている。会議の冒頭、国際原子力機関(IAEA)事務局長は、イランからの協力がないため同国の核開発が平和利用目的と確認できない、と指摘した。イ ランは2006年以降、国内のウラン濃縮施設で原発の燃料となる低濃縮ウランを製造しているが、IAEAに申請する義務を怠り、核兵器製造の疑惑を招いて いる。イランのアフマディネジャド大統領は、自らこの会議に参加し、「あくまで核の平和利用だ」とこの疑惑を否定したうえで、アメリカを「核兵器を使用し た、人類史上最も恥ずべき国」と糾弾した。これに対して、クリントン国務長官は、イランを「NPT体制の義務違反国」として厳しく非難している。

 7 日の会議では、被爆者の谷口稜曄さんが演壇に立ち、「核兵器がなくなるのを見届けなければ、安心して死んでいけません」と訴えた。「核なき世界」へ向けて 具体的な前進が期待される中、アメリカとイランの対立で始まった今回のNPT再検討会議は、どのような成果を残せるであろうか。(2010/5/12)

(参考文献)『読売新聞』2010年5月4日; 『産経新聞』5月4日; 『日本テレビ』5月4日; 『朝日新聞』5月5日、5月8日)ほか。



《2010年4月》

アリゾナ州移民法改正の波紋(二ツ橋綾花)

 米 アリゾナ州では23日に移民法の改正が行われ、波紋を呼んでいる。その内容は、外国人登録証の常時携帯を義務付け、警察当局が不法移民と疑われる人物に職 務質問を行い、身分を確認して違法かどうかを判断するというものである。これまでは、何らかの犯罪への関与が疑われる場合のみ職務質問が可能だったが、同 法は外見だけで不法移民と疑われる場合にも可能とした。

 これは、米国内で最も厳格な摘発基準であり、不法移民の取り締まり強化が可能に なると評価する声もある。しかし、外見が職務質問につながる可能性があることから、ヒスパニック(中南米系)が標的になるとの懸念がある。そのため、同法 は人種差別的であるとして人権団体から猛反発が起きている。

 オバマ大統領はこの新移民法が成立したことについて「米国人が大切にする公 平さの基本的概念を害し、警察と地域社会の信頼関係を脅かす」と批判している。これに対し、メキシコとの国境に接するアリゾナ州では、メキシコからの不法 移民の問題だけでなく麻薬密輸による犯罪も深刻化しており、ブリュ―ワー州知事は「ワシントンが適切な措置を怠ってきたため(不法移民問題が)危険な状況 を生んだ」と述べている。

 これまでも、不法移民問題について政府の取り組みはあったものの、全米の不法移民は着実に増加しており、現在 では推計1200万人に達している。上下両院の意見の食い違いや予算の問題などから、問題解決に向けて十分な前進が行われたとはいいがたいのが現状であ る。不法移民の問題は、保険・雇用、麻薬密輸などとも絡んでおり、今年11月の中間選挙にも影響を及ぼすことは間違いない。(2010/4/30)

(参考資料)『日本経済新聞』2010年4月25日; 『読売新聞』4月25日; 『時事問題ドットコム』4月24日; 『CNN.co.jp』4月24日



《2010年2月》
 

クアーズが日本から消えた日――世界とアメリカのビール事情

 長年愛飲してきたビール「クアーズ・オリジナル」が日本で入手困難となり、代わりのビールを探しながら、最近のビール事情を調べてみた。

  クアーズは、ドイツ系移民のアドルフ・クアーズが1873年にコロラド州で設立したアメリカのビール醸造会社で、「ロッキー山脈の湧き水」を使用した唯一 のビールを売りにしてきた。バドワイザー、ミラーと並び、アメリカのビールを代表する3大銘柄の一つである。ところが、調べてみると、2002年のある統 計で、全米におけるクアーズ・オリジナルのシェアは17位、わずか1.2%しかないことがわかった。1位はバド・ライト、2位がバドワイザー、3位がミ ラー・ライトであり、ほぼ同率でクアーズ・ライトが4位に食い込んでいる。1970年代に始まるライトビールのブームにより、いまやクアーズの主力商品は クアーズ・ライトとなっている。最近、日本でクアーズ・オリジナルが入手困難となったのは、輸入元のクアーズ・ジャパンがクアーズ・ライトに切り替えたた めであった。

 アメリカでシェア第1位を誇るバドワイザーは、「ビールの王様King of Beer」をキャッチコピーとし、販売促進用にバドガールを利用してきたことでも有名で、いかにもアメリカ的な印象がある。ところが、08年に製造元のアンハイザー・ブッシュをベル ギーのインベブが買収した結果、このアメリカを代表するビールはいまやベルギー資の本銘柄となっている。

 1973年に販売が始まったミ ラー・ライトは、ライトビールのブームの火付け役であり、ビールをがぶ飲みするパフォーマンスで大人気の元プロレスラー「ストーン・コールド」スティー ヴ・オースティンが一番好きな銘柄として挙げている。しかし、ミラー社も2002年にイギリスのSABに買収され、いまではイギリス資本の銘柄である。 SABミラーは、ピルスナービールの元祖であるチェコのピルスナー・ウルケルも吸収しており、現在世界第2位のビールメーカーである。

  クアーズライトは、1978年に発売されたライトビールで、アルコール度数が低く、水のような飲みやすさから「銀の弾丸」と呼ばれている。クアーズは 2005年にカナダのモルソンと合併し、モルソン・クアーズ・ブルーイング社となった。2009年半ばまで輸入されていたクアーズ・オリジナルは、実際に は中国製であったため、「ロッキー山脈の湧き水」というキャッチコピーからはかけ離れた印象があったが、現在クアーズ・ジャパンが取り扱っているクアーズ ライトはアメリカ製である。

  こうしてみると、ビールを通じてグローバル化の一つの姿が見えてくるようである。ロイター通信によれば、現在、世界の4大ビールビールメーカーは、1位ア ンハイザー・ブッシュ・インベブ (ベルギー)、2位がSABミラー(英)、3位がハイネケン(オランダ)、4位カールスバーグ(デンマーク)となっており、調査会社プラトー・ロジックの 調査では4社の市場シェアの合計は50%を若干上回る。5位が青島ビール(中国)で、モルソン・クアーズ・ブルーイングは6位である。アメリカは長らく世 界一のビール消費国であったが、2000年代前半に中国に抜かれてその座を奪われている。ちなみに、ビール酒造組合の調べ(2007年)によると、一人あ たりの消費量では、伝統の味「ピルスナー・ウルケル」を擁するチェコが第1位、「ギネス」で有名なアイルランドが第2位で、ドイツが第3位であるという。

 私 自身は基本的にはバーボン党で、ビールは料理の味を邪魔しない程度であればよく、濃すぎず薄すぎずのクアーズ・オリジナルあたりがちょうどよかった。しか し、クアーズは、1970年代前半にアメリカの保守を代表するヘリテージ財団の設立に貢献したことでも知られ、私はそうしたことから実は以前から別の銘柄 に変えた方がよいか迷っていたということもある。さて、これからどうしたものか……(2010/2/27)

 

 

《2010年1月》

国連予算、先進諸国と新興諸国の分担率(佐藤涼香)

 2009 年12月24日、国連総会は2010年から2012年までの国連通常予算の各国分担率についての決議案を採択した。分担率は基本的には国連加盟国の支払い 能力に応じるもので、各国の国民総所得(GNI)を基に算出され、上限(22%)と下限(0.001%)が設定されている。通常予算は3年に一度見直しが ある。分担率第1位のアメリカは22%と変わらなかったが、不況に悩む先進諸国の分担率が下がる一方で、中国をはじめ経済成長を続ける新興諸国BRICsの分担率の上昇が目立つ結果となった。

 第2位の日本は過去最大の下げ幅となり、2007年から2009年の16.624%か ら4.1%減の12.53%に引き下げられた。国連加盟時の日本の分担率は1.97%であった。それ以降は右肩上がりを続け、2000年には20.6%で ピークに達した。しかし、その後は減少しつつあり、ここ10年では8%以上減少した。今回の分担率を、同日承認された2010〜2011年の通常予算(約 51億5600万ドル=約4700億円)に換算すると、日本の分担額は2年間で約6億4600万ドル(約590億円)である。つまり約2億1100万ドル (約192億円)の負担が減少するということになる。

 今回の分担率をめぐる交渉では約1年かけて激しい議論が行われたという。欧米や日本 はBRICsなど新興国の負担を増やすべきだと主張してきた。その一方で、新興国はアメリカに適用される上限22%を25%に引き上げるべきことを主張し た。また、従来、一人当たりのGNIが世界平均値を下回る途上国に対しては分担金の割引が適用されてきたが、新興国は今もなお途上国であるとして従来どお り割引を適用することを要求した。結局、現行方式が継続され、該当する新興国には引き続き割引が適用されることが決まった。

 日本はアメリ カに次ぐ第2位であることに変わりはないが、分担率の低下には不況による経済力の低下が反映されている。その一方で、経済成長が続いている新興国は割引の 適用があったものの、分担率が上がっている。ブラジルは前回の0.876%から1.611%に、中国は2.667%から3.189%に引き上げられた。3 年後の分担率の交渉においても、先進諸国と新興諸国の負担のあり方に注目が集まるだろう。(2010/1/20)

(参考資料)『朝日新聞』2009年12月25日;『毎日新聞』2009年12月24日;『産経新聞』(2009年12月25日;『東京新聞』2009年12月25日;『時事ドットコム』2009年12月24日

 

Outlook ExpressからLiveメールへ移行するか、Thunderbirdへ変更か? Windows 7の導入

  長らく愛用したメーラーOutlook Expressから別れるときが来た。メインPCのOSをWindows 7に変更したため、Outlook Expressが利用できなくなったのである。Microsoft社は、Live Mailへの移行を推奨しており、私もまずは素直にそれを試みた。しかし、その手続きは、想像以上に面倒なものであった。古いPCがフリーズしたり、新し いPCのLive Mailを先に起動してはいけないなどのわかりにくい注意事項があったりする。そのうえ、アドレス帳のフォルダが保持できないというのは、同じ会社がやる こととしては「不自然な」までに不親切だ。いったい、ヘヴィー・ユーザーを理不尽に打ちのめすこの面倒さは何のためなのか? 

 こんなこ とならXPのままにしておくべきだった、と後悔してももう遅い。丸一日をかけてLive Mailへの移行(アドレス帳の整理)を終えたとき、私はそのままThunderbirdへの移行作業に入ることを決意した。他社製品であるにもかかわら ず、Thunderbirdへの移行は、何倍も容易に終了した。操作性についても、Live MailよりThunderbirdの方がOutlook Expressに近い。まさにThunderbird「様々」である。

 ここで、私が気がついたのは、Thunderbirdのアドレス 帳は、XPのOutlook Expressからインポートできるが、Windows 7のLive Mailからはインポートできないことである。エクセルファイルにデータをコピーしてからでも、文字化けしてしまう。「ああ、XPのパソコンがあるうちに Thunderbirdへの移行をすませられてよかった」と思った次の瞬間、Live Mailが「不自然な」までに融通が利かない理由がわかったような気がした。ひょっとしてLive Mailは、ユーザーが他社製品に乗り換えにくいように融通が利かなくしているのではないか。マイクロソフト社はそのようにして独占状態の維持・強化を 図っているのではないか? (そもそも私にはLive Mailのアドレス帳が本当に私のPCの中にあるのかさえわからなかった。今後、引っ越しのために操作することは実に難しそうである。)

  ところで、Windows 7の導入によって、もう一つ私が長年愛用していたソフトと別れなくてはならなくなった。それは、2000年以来10年間にわたってこのホームページを作成 するのに用いてきたNetscape Composerである。2010年からはKompoZerというソフトのお世話になろうと思っているが、こちらの使い勝手はどうだろうか?  Composerとほぼ同じ作業と仕上がりになればよいのだがと期待しつつ、今回の記事はそのテストをかねて投稿することにした。

 これ まで私は、メインとサブのPCで、Dos、Windows 95, 98, Me, Xp, Vista, 7というOSを利用してきたが、真に革命的だったのはWindows 95、意義ある改革を行ったのはXpで、その他のOSはアプリケーションソフトをむやみに時代遅れにすること以外、何の意義があったのかと疑いたくなるこ ともある。マイクロソフト社の独占状態による闇雲なスクラップ&ビルドはどうにかならないだろうか。今回はWindows 7を導入したせいで、プリンターまでスクラップにせざるを得なくなってしまった。(2009/12/30)

 

HOME